『Trombi, Purje ja Kupla - ガラスの風、1980年代後半から1990年代にかけて』(タイトルは展示作品名から、Trombi 竜巻、Purje 帆、Kupla 泡)
アンナレーナ・ハカティエ、ティーナ・ノルドストロム、タル・シュルヤネン、カティ・トゥオミネン‐ニーテュラ(Annaleena Hakatie, Tiina Nordström, Taru Syrjänen, Kati Tuominen-Niittylä)
2024年10月12日~2025年4月27日
イッタラガラスミュージアム、冬期企画展では1980年代後半から1990年代の爽やかなガラスの風が吹きます。ここではアンナレーナ・ハカティエ、ティーナ・ノルドストロム、タル・シュルヤネン、カティ・トゥオミネン‐ニーテュラによるガラスのアート作品、デザイン作品が展示されています
展示には宝物とも言うべく1990年代から多くの人に親しまれ、現在でも人気のある時代を越えた形や色などが見られます。1990年代のガラスデザインでは新しい視点や技術的な可能性を模索していました。日常使いのガラス品ではフィンランド人好みの色、伝統的な青と白が使われています。形は彫刻のようなものやミニマリズムに通じるものもありますが、想像力を掻き立て遊び心も感じられます。日常使いのガラス品に加え、デザインをしたアーティストと吹きガラス職人の技術、そして相互作用の重要性が浮き彫りになるユニークアート作品も展示されています。
写真:Ella Tommila (エッラ・トンミラ)/ Suomen lasimuseo (フィンランドガラスミュージアム)