展示『Black & White?』

2023年冬から春にかけ、デザインミュージアム・イッタラでは『Black&White? 黒と白だけでなく』と題する企画展示が開催されます。イッタラの吹きガラス職人たちが自由時間を利用し制作した作品の展示です。

展示は2023年2月4日から4月9日までの土曜日と日曜日、11時から17時でご覧頂けます。

またフィンランドの冬休み期間中(2023年2月20日から3月5日)は水曜日から日曜日まで同時間内にご覧頂けます。

 

イッタラガラス工場はフィンランドで唯一の工場規模としてのガラス工場です。その強みと言えば、高品質なガラス材料の製造からガラス職人の様々な専門技術に至るまで、エキスパートであることです。

工場では従業員が自由時間に技量と創造力を生かし個人の作品を作れるようサポートをしています。デザインミュージアム・イッタラではこれらのユニーク作品を毎年春に展示、販売をしています。

多くの職人は絶好の機会を快く受け入れ、また協力しながらイッタラの全ガラス職人が参加できるようワークショップも行っています。マスターグラスブローワーであるテロ・ヴァリマーTero Välimaa)は、ワークショップの重要性を強調します。通常の勤務時間ではできないような技術を試し、教えあうなど知識の共有ができるからです。

吹きガラス職人、アーダ・ヴァイニオAada Vainio)は、「ワークショップでは現場の一体感を生みだします。個人の作品をデザインし作り出すことは普段の仕事への活力ともなり、同時に専門的技術も更に増していくのです。」と言います。

展示作品は主に2022年12月に行われたワークショップで作られたもので、その様子は一般公開されました。当日の見学者たちは工場内バルコニーから『教え、教えられる』現場を見て、新しいことを学びたいという職人たちの姿だけでなく、熟練の職人が次の世代へ知識や技術を伝えようとしている偽りのない思いをも感じられたはずです。

ヴァイニオとヴァリマーは技術を見せることの大切さを感じています。

テロ・ヴァリマーは言います。「手を使い、もの作りをすることが好きであれば、自分の技術は見せたいもの。」そしてデザインミュージアム・イッタラのヤーナ・エリクソンJaana Eriksson)はテロが自分の家にある専用窯を試そうとしていると聞き「彼が心底情熱を注いでいることは紛れもない事実ね。」と言います。

展示では、ヴァイニオ、ヴァリマーの他にヨルマ・フオヴィライネン(Jorma Huovilainen)、タイナ・コホタマキ(Taina Kohtamäki)、ピーター・コバックス(Péter Kovács)、レーヴィ・ルオマ(Leevi Luoma)、ヘイッキ・プンカリ(Heikki Punkari)、さとうみつる、サーラ・シルケオヤ(Saara Sirkeoja)、ペンナ・トルンベルグ(Penna Tornberg)、ハンナ・ヴァリマー(Hanna Välimaa)の作品が並びます。

 

展示の詳細についての問い合わせは下記まで

Jaana Eriksson, PR Specialist, Designmuseo Iittala, 040 735 6672, jaana.eriksson@fiskars.com

Tero Välimaa, Lasinpuhaltajamestari, Iittalan lasitehdas, tero.valimaa@fiskars.com